演出 / サム・ナッシュ
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佐藤 順一

 「プラザ・スィート」、8ステージ無事に打ち上げることが出来ました。

 ご来場くださった皆様、そして、舞台づくりにご協力くださった皆様、

 本当にありがとうございました。

 久し振りの「ニール・サイモン」で、とても楽しく演じることが出来ました。

 ひとえに、共演者・スタッフ・ぽんプラザの舞台、そして、観て下さったお客様のお陰です。

 元々三話構成のところを、上演時間の都合もあり、二話の構成で観ていただきました。

 どちらも、中年夫婦のある日の危機?を題材にした作品で、いい作品だと

 思っております。

 厚かましくも、その二話に、二役でやらせて頂き、身に余る光栄でした。

 色々とご批評はおありだと思いますが、今出来る精一杯で演じさせていただきました。

 今後とも佐藤並びにばぁくうの芝居を、応援いただきますようによろしくお願いします。


     

カレン・ナッシュ
(サムの妻)
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青木 あつこ

 観に来てくださった皆さん、ありがとうございました。

 今回は、舞台がホテルのスィートルーム!

 コーヒーポットセット、ワゴン、鏡など、沢山高価なものを貸してくださったYUIさん、

 感謝です♪

 カップを持って「カチャッ」と音がする度にドキドキしましたが、大きな事故もなく、無事に

 終えることが出来ました。

 カレンを演じるにあたって私の中で課題だったことは、私の反応ではなく“カレンの反応”

 をするということでした。

 サムと言い合うシーンなど、つい対等に張り合ってしまう、普段の私が出てしまいます。

 その度に演出(ボス)から、カレンはそうじゃないという言葉をいただいて、他人になること

 の難しさを改めて感じました。

 今回も、たくさんの演技指導をしていただきました。

 演出以前のところで、かなりの時間を費やしてしまい、申し訳ないと思いつつ、

 役者としてもっと成長していきたいと感じた2ヶ月間でした。

 お客様をはじめ、スタッフ、支えてくれた全ての方々に心を込めて・・・

 ありがとうございました♪


     

ベルガール
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田中 恭子

 『プラザ・スィート』にお越し頂いた皆様、この度はご来場有り難うございました。

 今回私は、第一話のベルガール役と第二話のミムシー役で出演致しました。

 登場時間は短いですが、重要な役割をさせて頂きました。

 特に第一話のベルガールは、カレンとの会話によってこのホテルがどういうランクのもので、

 どんな立地に建っていて、そこからどんな風景が見れるのか・・・

 装飾などで見て取れる舞台上に、台詞や行動によって「プラザホテルの719号室」と

 認識(イメージ)してもらうための大事な冒頭シーンでした・・

 毎度ながら自分の課題として、台詞の言い回し、声のトーン、歩き方、立ち姿に

 よって「存在」がちゃんと出来るかどうか、+今回は「職業的」な要素も含めて

 「役を生きれるか」・・・結果・・・・・・

 今回、改めて思ってたことは「何一ついいかげんではいけない」ということ。

 当然のことかも知れません。が、1つのお芝居を創り上げるために、与えられた役に

 対して、与えられた役割に対して、沢山の労力や努力を惜しまず、常に芝居に

 「誠実」で素直であること、「こだわり」を持ち、魅せる意識を忘れないこと・・・

 1人1人が1ピースであり全員のチームワークで上質な芝居を創り上げていくのだと。

 まさに「ばぁくう」のお芝居は、そんな芝居創りをしている・・・

 素敵な仲間たちと芝居創りに関われて『幸せ』を感じた今回でした・・・

 「お芝居って面白い!」


     

客室係
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田川 亜生子

 生きること!!

 自分の人生でも舞台でも共通して難しい事です。

 果たして…自問自答の日々。どうしても自分でどうにか出来ないのにしまおうとする。

 瞬間瞬間を体験すること!!

 言葉を聴き、心で感じることを日頃、きっと疎かにしているんでしょうね。

 役者としての芯がつかめていない…。今回の課題でした。

 ルームサービスとして、使う小道具も多く、皿にかぶせる“ドームカバー”一つ探すのにも

 オードブル皿の中身や衣装など色々と調べる事から、厨房機器屋、布屋、

 ホームセンターなどに出向いての探索など、未知なる世界を知る楽しみに出逢う事が

 出来ました。

 シャンペンの開け方もネットで調査済。本番では開けるシーンはありませんでしたが、

 公演後、実践し、大成功♪うふっ特技が増えましたっ!

 一つの事に素直に向いている時は、自分がどうかしなくても、無理なく色々な事に

 気づき、動けて、自分も周りもきっと気持ちがいい…

 生き方は、舞台も自分の人生も同じだと感じ始めています。

 一人では生きられない、皆さんに改めて、感謝致します。ありがとうございました☆


     

ジーン・マコーマック
(サムの秘書)
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さざわ りか

 今回、一番ドキドキしたシーンは『ロイの燕尾服が上手く破れるか?』でした。

 (不肖私、燕尾服縫い係をやっておりました。)

 そして今回、一番ドキドキした言葉はロイの台詞でした。

 「おれは最善を尽くした。お前は最善を尽くしたのか?」

 稽古の間、ずっと、自分に言われているようでした。

 「私は最善を尽くしているのか?」

 毎日毎日そう思いました。

 そして公演が終わって自問自答しています。

 「私は最善を尽くしたのか?」

 力が尽きてもそれを超えてどん欲に最善を尽くせたのでしょうか?

 協力してくださったスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

 見てくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 出演者のみなさん、これからも私の尻をたたいてください。


     

演出 / ロイ・ハブリー
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佐藤 順一


     

ノーマ・ハブリー
(ロイの妻)
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中野 弘子

 ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

 厳しいスケジュールでしたが、無事に幕が降りて、全ての方に本当に感謝です。

 今回の「ノーマ・ハブリー」コロコロと感情が動いて、女性特有の強さも持ち、

 多少自己的なところも含め、愛すべき人物でした。

 本番中は、割合に開放されて、ノーマに臨めた気がします。

 激しいロイの行動、あまりの出来事の連続に、真剣に疲れてましたし・・

 本当に、色々な人の人生に関われるって幸せですね。

 今回もたくさんの演出・ご指導に感謝です。

 また次回、どんな役でお会いできるか・・・楽しみです。


     

ミムシー
(ロイとノーマの娘)
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田中 恭子


     

ボーデン
(ミムシーの婚約者)
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宮崎 貴博

 初めまして、講座生の宮崎貴博です。

 この青年、今回のプラザ・スイートが人生初めての舞台でした。

 “初めて”というのは恐ろしいものです。

 現場に行ってもわかることなんてほとんどありません。

 自主的に行動しようにも、まず何をすればいいのかなどという計画も立てられません。

 メイクや髪型のセットにしても、先輩の手を借りなければ満足に出来ない有様でした。

 情けない……

 出演が決まる前から、自分が出ることになったら絶対こうして周りに迷惑をかける、

 絶対そうなるとわかっていたはずなのに、佐藤さんに「ボーデンをやってみないか?」と

 聞かれた時、普通ならまずそこで悩む小心者が、瞬間的に「やります」と答えていました。

 あとで少し後悔したのは本音です。

 “自分のせいで……”と考えると、すごく恐ろしかった。

 しかし、「やる」と言ったのは僕です。

 出来る出来ないで悩む前にまず“やる”ことにしました。

 結果的に見ると、ボーデンの歩き方はぎこちなく、ミムシーに呼びかける言葉も

 扉の向うで待つ彼女に届いていた自信はありません。

 最後まで修正点だらけでした。反省です。

 来年3月にある講座生発表会で生かさないと、ですね。

 最後に、こんな演劇初心者に出演のチャンスを与えてくれた佐藤さん、

 ばぁくぅの皆さんにはとても感謝しています。

 そして、舞台照明を担当してくれた鮫島さん、劇場を提供してくれたぽんプラザの

 皆さま、そしてこの舞台をご覧になったお客様に、改めてありがとうと言いたいと思います。

 それでは、また3月にお会いできることを願って!


                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

■ ママロネックの客 ■

 

■ フォレスト・ヒルズの客 ■

 

■ STAFF ■

 照明: さめっく・鮫島 強志  / 音響: 江上 幸世  / 装置: 坪内 晋司  / デザイン・美術: 田中 恭子  / 制作: (有)演戯集団ばぁくう

 ご来場ありがとうございました!

(有)演戯集団ばぁくう
  福岡市中央区六本松4丁目11-25 5F  TEL 092-736-1220